硫黄島からの手紙 - 『父親たちの星条旗』は戦争映画としては変な部分に焦点を当てて良かったけれど、こちらはオーソドックスなつくりです。それなのに『父親たちの星条旗』ほど戦闘は派手ではないし(日本兵が2万人死んでいるとはとても思えない!)、アメリカ側から描写した『父親たちの星条旗』の方がずっと日本軍が強く感じられました。まあ2部作なのだからそれぞれ補完し合っていると思えばいいのだろうけど、こちらで観るべきところはそんなに無かったかなあ…。捕虜の扱いと自決くらいか。手紙の意味とかよくわからなかったし。二宮和也裕木奈江は歳離れすぎ。何か意味があるのでしょうか。