シンドバッドの冒険

シンドバッドの原典についてはよく知らないので、どんなアレンジが加わっているのかわからないけれど、奇想天外なキャラクターと展開が次から次へと濃密に詰まっています。特に、魚に楽器を弾かせる発想はなかった…!

金貨は誰も幸せにしない、というお馴染み?の教訓もあります。いつ終わっても良いような話で連続性はあまりない。

壺の魔人を壺に閉じ込めた際の、「まさに思う壺です」というモノローグは、チェコ語でもそうなのかな?

要所要所で立体的な素材が使われており、様々な技法が凝らされたアニメーションは、話の奇想天外さに負けていません。