からみ合う糸
- 作者: 比古地朔弥
- 出版社/メーカー: 古川書房
- 発売日: 2006/01
- メディア: コミック
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短編集。
「食べなっせ」に次のような会話があります。
「やっぱり クラス1の デカ乳は 恭子たい!」
「アホぬかせー あぎゃんとは ただのデブ たい」
『ラブ・クラシック』の「背中合わせのリルケ」にも次のような会話があります。
「増田屋の 加代子の乳が 一番大きいって !」
「そうかあ? あれは太ってる じゃないか」
作者は、胸が大きいことと太ってることの隔たりに何か拘りでもあるのでしょうか。
「逃避行」は普通。「残骸」はなかなか鬱な話でこの短編集の中では一番の出来だと思います。「愛のない」は普通。「アイドル×アイドル」は荒唐無稽過ぎ。「Sweets」は難解。わからない。