17時半に提出すべきゲーム企画書をぴったり17時半に提出。頭が痛くなったので寝る。

他の人の企画書を眺めていると、音と光でまったりできるものが大多数で、自分の企画のように精神世界に入り込んでしまったものは見られない。当たり前か。

宮台真司の『透明な存在の不透明な悪意』から引用。

物語を生きざるをえない人はたくさんいるんです。音と光のリズムにあわせてまったりできる人間ばかりじゃなくて、多くの人は近代以降「意味の病」を病みつづけるわけですよ。幻想なしには自分を奮いたたせられないし、頑張りもきかない。それは自明です。

この本は今回の企画書を書くにあたって、大いに役立ちました。そして自分の企画は「意味の病」に冒された企画なのです。本当は、タルコフスキーの超素晴らしい映画『サクリファイス』のように、深遠に信仰を描くものを提案したかったのですが、自分の頭では追いつかず、結局『サクリファイス』を観返すこともしませんでした。つーかDVD売ってない。

あああ…タイトルでググるとフランス語や英語のサイトが引っかかる…。ネタがかぶるのは悲しい事ですね。