演出とか色々

http://ruriko.denpa.org/200709b.html#1501

ああなんか言及されてる…! システム面に関して、それを専門(?)としている方から何か言われることは本当に少ないので嬉しいですね。

しかし、LOVERSOULとのレヴェルの差は正直よくわからない。自分の目にはどこもちゃんと作ってるなあという印象です。それは、自分がKAGデフォルトの部分が多いことがあんまり気にならない人間だからかもしれません。ラクが出来るところはラクをしたい。KAGというフレームワークを使っているのにもかかわらず、どうして1万行ほどのプログラムを別に書かなくてはならないのか、と疑問に思えて仕方ないので。

もちろん『Fate』なんかは別格に見えます。ただ、外注として直接顔を合わせないで引きこもってプログラミングをしている状況では、どうしたらあそこまで持っていけるのか検討がつきません。やっぱり顔を合わせて作業しないと駄目だ、というのはデザイナさんと意見の一致するところ。好き勝手にやろうにも自分にどこまで権限が与えられているのかわからないし。

演出が地味なことに関しては、派手な演出よりも、膨大なスクリプト作業をいかにラクに、そして誰にでもできるものにするか、ということを中心に自分は考えてきたので、と言い訳。しかし派手にしようにも一体どうすればうまくやれるのか検討が付きません。

とりあえず思いつくことは、立ち絵→顔アップの際にはちゃんと拡大のアニメーションを自動的に入れる、立ち絵の位置変更があった場合は自動的にスクロールを入れる、表情パターンは多いけれど、ポーズのパターンはそれほどでもないので、簡単なアニメーションを作ってもらって、ポーズの変更があった場合はそれを自動的に挿入、くらいかなあ。

自動化にこだわるのは、スクリプト作業を複雑化したくないので。他のブランドのことはよく知らないけれど、自分の担当したゲームはスクリプト作業を徹底して簡単化していて、それは結構なアドヴァンテージなのではないかと思っているので。

アニメ演出をFlashで作ってもらって、それを表示、というのが簡単に出来ればいいのだけれど、吉里吉里でswfファイルを使うのは(今回もちょっと試してみたけれど)なかなかうまくいきません。

もっとも、色々考えたところで、今後また吉里吉里でゲームを作る機会があるのか(仕事を貰えるのか)わかりませんが…。