ソフトウェア構成論 12/13

複雑系ネットワークの話でした。最も印象に残ったのは、mixiのコミュニティなどを解析した論文が紹介されましたが、その中で「ヴィレッジヴァンガード」コミュの名前があり、教官がヴィレッジヴァンガードを知らなかったことです。

ヴィレッジヴァンガードはサブカルです。ヴィレッジヴァンガードを知らないということは、教官はサブカルに対して興味が薄いということになります。しっかりブログを書いている方だから、多少はサブカルだろうと思っていたのだけどなあ。まあどうでもいいことですが。

このブログ(?)の名前は「メタサブカル病」です。つまり自分は大いにサブカルを意識しています。例えば自分がHaskellSchemeといった言語が好きなのもサブカルだからです。別にそれらの言語それ自体はサブカルではありませんが、それらの言語を選択する際の価値判断においてサブカルであることが強く働いた結果、関数型言語厨になっているのです。要するにサブカルは重要です。自分の直感では、プログラマのうち、サブカルに親和性の強い者は、関数型言語厨になってしまう確率が高いのではないかと思います。そういったサブカル具合を数値化できないものでしょうか。そうすれば、上の文において様々な意味で使用されている「サブカル」とは果たして何なのかわかるかもしれません。

ところで、mixiを解析した論文に含まれる面白さは、昔のGREEには強くありました。あるコミュニティ(という名前ではなかった気もする)に参加しているユーザが多く入っている他のコミュニティのリストがきちんと数値付きで表示されていたからです。今はてきとうにずらずら並んでいるだけで実に面白くありません。