ソフトウェア構成論 1/10

今日もまたmixiのネットワークの話でした。しかしそれよりも印象に残ったことは、教官が何故このような研究をやっているのかという話です。

元々この先生はコンパイラの研究をやっていて、この情報科学科には他に佐々先生も居るし、それゆえにそれなりにプログラミング言語が好きな自分は情報工学科ではなくて情報科学科に行けば良かったのかなあと思いながらも結局プログラミング言語の勉強はせずによくわからないことをやっているのですが、それはともかく、近年コンパイラの研究ではなくそれ以外の研究をやっている理由は、情報科学科の学生が勉強しなくなったので、コンパイラの研究をするには論文を100本くらい読まないと厳しいので無理がある、だから他のテーマを選択せざるを得ないということでした。なるほど、自分がもし本当にコンパイラの研究をやることになっていたら…と思うと恐ろしいことです。

で、授業の内容は大規模ネットワークの解析の話でした。一体何がどのようにこの授業がソフトウェア構成論なのかよくわからなくなってきます。そりゃあもちろん大規模なユーザの居るソフトウェアを如何に作るかという話は重要だと思うけれど、如何にネットワークを解析するかというのは何だか随分遠回りな気が。