Wの庭園
- 作者: 望月花梨
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1996/09
- メディア: コミック
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交通事故と転校は望月花梨の十八番。それはこの単行本でも遺憾なく発揮されています。「Wの庭園」では冒頭で主人公が転校してきます。親友は交通事故。「マーブルピンク」はラストで転校。
「Wの庭園」は中盤少し百合展開になるのですが、次のようなくだりをわざわざ書いてしまうところが望月花梨っぽいなあ。
…その日の帰り道は
志穂から散々
男の子の生態について
聴かされました
お陰で私は
家でティッシュに触るのさえ
気持ち悪くなって
しまう位
そんな感じで面白いけど「ユーレイ」という抽象概念はよくわかりません。「マーブルピンク」は主人公が電波でわからない。赤い月から何か受信しているようだけど…。