右翼と左翼

右翼と左翼 (幻冬舎新書)

右翼と左翼 (幻冬舎新書)

これはよいまとめ。新書らしい良い入門書になっています。既に知っている事柄であっても、特定の概念(右翼と左翼)に焦点を当てたものをまとめて読むことによって、更に理解が深まります。歴史に疎い自分の場合は知らない事柄が多かったりするのだけど。

このような本が書かれるのは、右翼と左翼が現代社会を普通に生きていく上では少しわかり難い概念だからです。そして必然的に「自由」や「平等」を説明することになります。ならばついでに、「リベラル」というこれまたよくわからない言葉の解説もあった方が良かったのではないでしょうか。何故リベラルに拘りたいかというと、もちろん、自分の作った会社の名前にその言葉が含まれているからです。