Genius Party

Genius Party<ジーニアス・パーティ> [DVD]

福島敦子「GENIUS PARTY」と湯浅政明「夢みるキカイ」はとても良いですね。安心して観られます。後者は音楽も良かった。河森正治「上海大竜」は憧れのヒーローの伏線を冒頭でちゃんと描くべきですね。木村真二「デスティック・フォー」は普通に良く出来ています。

福山庸治「ドアチャイム」は安心できない出来。かつての福山庸治の漫画の方がアニメっぽいです。すれ違う社会人の愚痴だけは良かった。あと背景に目が行く。

二村秀樹「LIMIT CYCLE」は長い長い衒学的な映像クリップ。観るのは辛いけど、こんなものを作るのも狂気か何かがないと辛そうです。わけのわからないモノローグおよびわけのわからないFENNESZの音楽の代わりに、普通の格好良い音楽を載せれば観られるかもしれません。

渡辺信一郎「BABY BLUE」はなんという普通の話。新海誠が描きそうだけど、これはそれより岩井俊二かな。