明日の広告

これは良いまとめ。新書の感想にはそう書いてばかりだけれど、新書とはそういうものなのでしょう。

この本は先日の内々定者の集まりでも微妙に紹介されていたので、多くの同期が読んでいることと思います。でも、広告系総会ではこの本を読むと広告業界人として不幸になるとある人に言われました。それは困った。もう手遅れです。ただ自分は、この本を読む前と後で、人生の不幸度はあまり変わっていないし、おそらく他の同期も似たようなものでしょう。若者はもはやこのくらいの不幸は織り込み済みで生きているのではないかと。

スラムダンクの事例は感動的です。無理して商品を売ったりしなくて良い広告は楽しそう。あくまで特殊な例だという前置きはあるけれど。しかしこのような特殊な例をここで紹介せざるを得ない、そして他にろくな事例は載っていない、ということは…?などと考えると確かにちょっと不幸になるかもしれません。

それにしてもネオ茶の間とネオむぎ茶を読み間違える。