男性・女性/監督:ジャン=リュック・ゴダール/1966仏

面白かったです。何といってもキャラクターの言動に共感できる。何か面白いことがないかと思った時に、この映画で登場人物達が取っている方法を自分は取りたくなります。若者の問題は国や時代に関係なく同じなのか、それとも今の日本が当時のフランスなのか。とは言え自分はセカチューや恋空に共感できるわけではないので、共感を以て今の日本を語るわけにはいかない気もします。しかし自分と同じような問題意識を持っている人間は周りにそこそこいると思われるので、そういう人は楽しめるんじゃないかと。

最後は鬱展開だけれど、それは台詞で唐突に語られるだけなので、鬱パワー的にはちょっと物足りなくはあります。