電通

電通 (1984年)

電通 (1984年)

disっている本かと思いきやそうではありません。しかしこれからどうするよ?という本ではあります。25年も前の話なのに、テレビはやばいという危機意識や、脱広告会社を目指しているというあたりは、現在と何も変わらないように思います。とはいえ、コンスタントに年10%近くの成長を見せていた頃のやばさと、今のやばさはさすがに質が違うだろうなあ(…と常に言われ続けているのかもしれない)。

ネットはもちろんまだ出現していないものの、コミュニケーション・デザイン的な発想も既にあって、古さを感じさせません。それはあまり良くないことのような気もするけど…。