RIETI政策シンポジウム 大規模業務データから何を学ぶか

某藤田ラルク動画で、バラバシの『新ネットワーク思考』が2000年代の理系の書物で一番優れていると語られていたので、生バラバシを見に行く。本はまだ読んでないけど。

バラバシの話はおそらく本の紹介程度の内容なんでしょうか。分かりやすかったです。しかし多くの人はそのまま英語で話を聞いているのに、自分はイヤホンで同時通訳を聞かなければ何も分かりません。自分がものすごく馬鹿なんじゃないかと思わされる瞬間。恥ずかしいなあ。

バラバシ以外では、東工大の先生が、ドラゴンボールの戦闘力が指数的に上昇している事に注目して、キャラクターの人気を保つには指数が重要なんじゃないかみたいなことを言っていて、微妙な笑いが漏れていました。能力が線形にインフレしていく漫画は人気を保てませんか…。ゲームだと、例えばドラクエのパラメータってわりと線形に近い上昇をする印象があるけれど、どうなのかなあ。ゲームの売り上げとパラメータの上昇曲線を調べてみると面白いかも知れません。

パネルディスカッションは、経済学というよりも金融の話ばかりで、個人的にはそこまで興味を持てないところ。

会場ではid:pggmid:massunnkb:id:tokadaといった方々に会いましたが、彼等とはメッセかTwitterで連絡を取っていたので驚くことはありません。しかしhattoriさんも居てびっくり。こんなところで何故か東浩紀読者が結集。

それにしてもRIETIのシンポジウムは、学生は参加費1000円でうまい飯も食えて、とても素晴らしいです。