華氏911/監督:マイケル・ムーア/2004米

いつになったらムーアが出てくるのか、と思いながら序盤を観ていました。様々なブッシュの映像を巧みに組み合わせて、如何にブッシュがどうしようもないかを表現するMAD映像が続きます。それはそれでうまいとは思うけれど、始めからブッシュは悪でどうしようもないという前提で映画が始まっているので、『ボウリング・フォー・コロンバイン』のように、素朴に謎を突き止めていくというスタンスが見られないのが残念なところです。