漁師とその妻/監督:タマシュ・ヴァリツキー/ハンガリー

彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムの「影のイマジネーション」という企画展の中の一つです。話は極めてシンプル。濃淡の異なったシルエットを重ねて画面が構成されています。単に写真を二値化しただけではなく、もちろん連続した模様でもないシルエット。その重ね合わせの美しさは影絵アニメの最も豊かな部分に思えてきます。