「伝わる」のルール

「伝わる」のルール 体験でコミュニケーションをデザインする

「伝わる」のルール 体験でコミュニケーションをデザインする

マス媒体ではない広告クリエイティブの作り方を知りたくて読んでみました。講義形式の本。そして講義の多くは学生との対話。

表現レベルで述べられていることは、ふつうの広告クリエイティブの本と大して変わらないと思います。違うのは、遊園地のメタファーに代表されるような体験を作るということ。それには導線設計やテクノロジーのような仕組みが必要。そしてもっとも強調されている(ように読めた)メッセージは、仕組みだけではなく表現も考えないとだめ、ということ。

一方世の中を見渡してみると、仕組みだけで十分すぎる結果を出しているキャンペーンもあります。それらは果たしてメッセージ(ないかも)が伝わったのでしょうか。それは計測できないことだからわかりません。しかし現状ではそれもまたひとつの成功だと看做されているように思えます。自分達が生きているうちはずっとそうかもしれません。表現も考えないと、というのであれば、そういう存在に対する明確なカウンターが欲しかったところ。