神に選ばれし無敵の男/監督:ヴェルナー・ヘルツォーク/2001独英
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2004/04/23
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『小人の饗宴』の後に観ると、同じ監督なのにさすがに違いすぎて違和感ありまくりでした。史実を元にした物語っぽくない話、というか伝記。
有名な人の伝記は伝記として観られるけど、このようにさっぱり予備知識のない人の伝記を観ると、現実世界な出来事というのは何事も唐突に発生するものだし、あってもなくても世界は何も変化しない場合がほとんどである、ということがよくわかります。ただ前者は仕方ないとしても、後者は解釈のしようによってはいくらでも操作できるはず。というわけでこの人物によってポーランドはどうなったのか、もう少し詳しく知りたいところでした。
心象風景として時々現れるうじゃうじゃしているカニが気持ち悪くて気になります。