恥/監督:イングマール・ベルイマン/1968スウェーデン

戦争によって精神を病んでいくという内容で、あんまり体調が良くない時に観るものではありませんでした。「他人の悪夢に出演しているみたい」という印象的な台詞がありましたが、まさに悪夢の鬱展開に息苦しくなります。

どこの戦争なのか語られないというのは実写映画だと珍しいかもしれません。コンテキストのない戦争はセカイ系のよう。いわゆる巨匠の中ではベルイマンがもっともセカイ系かもしれません。