銭ゲバ

銭ゲバ 上 (幻冬舎文庫 し 20-4)

銭ゲバ 上 (幻冬舎文庫 し 20-4)

怒涛の漫画らしい展開で、細かいことを気にしている余裕がありません。

そんな行き当たりばったりな展開かと思いきや三枝子まわりの話は結構まともですね。気の狂ったラストを読んでから、序盤の展開を思い出すと、相対的にそう思えるってだけかもしれませんが。

小林泰三の何かの短編(「妻への三通の告白」か?)の最後で「ぼくはじんせいにかった」というモノローグがあるけれど、これが元ネタなのでしょうか。