シルバー事件
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 1999/10/07
- メディア: Video Game
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DSで出る出ると言われながらいつまで経ってもでないので、PS版を遊びました。
最後の塔を探索するのがだるすぎでした。『花と太陽と雨と』も最後の計算の連続と似たようなものでしょうか。どうしてこんなことをしてしまうのか。ゲームをやった感が間違いなく出ると思いますし、ゲームの理不尽さを批評的に表現していると言えなくもないのだけど。そんなわけで、#4あたりが一番面白かったです。
絵柄の異なる絵も実写も何でも使う姿勢は気に入りました。ギャルゲーなんかだと、キャラごとに絵柄を変えるところだけど、ああいうのはやっぱりつまらないやり方だなあ。
ゲーム内でメールを読んだりするのはPC98の『リステリクテッドエリア』を思い出しました。個人的にはゲームの中なのにパソコンに触らないといけないのは結構だるい。そんなトキオ編の話の最後はよくわかりませんでした。自分が自分に送るメール、チャットでの独り言といった手法は面白かったけど…。
少なくとも今は、『シルバー事件』のようにゲームの中で疑似メールクライアントを実装するくらいなら、『リステリクテッドエリア』のように偽Nifty Serveを実装するくらいなら、本物のネットやメールシステムを使うべきではないでしょう。みんなが携帯電話を持ち、通信環境が充実しているわけだし。