ベニスに死す
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/11/03
- メディア: DVD
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ヴィスコンティの映画を観るのは初めてです。おじさんが美少年タジオを追い回すという普通の話ですが、それらの対比がすごく上手で、伏線は見事に回収され、画面も綺麗です。フェリーニと比べて随分真っ当でわかりやすい映画です。
タジオには結局言葉をかけることもできなかったわけだけど、それが主人公の倫理によるもので、またそれゆえに映画の純度、美しさが保たれているのであれば、美は倫理だという主人公の主張もあながち間違ってはいないことが映画そのものによって示されています。
スタッフロールは何故英語?