芸術言語論」という吉本隆明のビデオ講義の授業に出席してみる。詩の講義なのでしょうか。自分は吉本隆明にも詩にも特に興味はないのだけれど、話をされているのが田中理恵子という先生で、『黒山もこもこ、抜けたら荒野』の著者のようなので興味を持ったのです。その本は少し立ち読みしただけなのだけれど、相模原という土地について色々書かれていたので興味を持ったのです。

東浩紀の講義のように、ノートパソコンでがりがりメモを取りながら講義を聴いていたのだけれど、翌日の東浩紀の講義において、この日メモを取ったファイルを誤って上書きしてしまい全てがパーに。ただ、講義の本質的な内容を知るには吉本隆明の『日本語のゆくえ』を読むのが一番だと思います。自分がメモを取るまでもなくうまくまとめられています。でも、田中先生による現代詩業界の話は大変面白かったので、そうしたメモが消えてしまったのは残念。