汐留

内定先の会社で面談や健康診断がありました。自分は会社の福利厚生などはあまり深く考えず、どこも似たようなものだろうと思って就活を行っていたのですが、ここにきて自分の考えがいかに浅はかであったか明らかになりました。例えばNRIは一人暮らしをする場合は実家がどこにあろうが月6万もらえます。どこの大企業もそんなものだと思っていましたが…そんなことはなかった! 具体的には、自分の行く会社は実家から×km以内なので、という理由で、住宅補助はなしです。片道2時間かかるのに。しかもNRIより遥かに薄給。これは死ぬ。社会人になってもすぐには一人暮らしはできなさそうな予感…。まあ、一眼レフを買うとか贅沢をしなければ良いのですが、なんとも生きていくのは困難なことです。長いスパンで考えれば、あらゆる福利厚生は存在しないと考える方が合理的なのでしょう。しかし今、高いカメラを買うことができないとか、会社の近くに住むことができないとか、明らかな苦痛が生じています。やはりこれは何かおかしいのではないか。自分は何かおかしな選択をしてしまったのではないでしょうか?

それはそうと、健康診断で採血がありました。自分は注射がこの上なく嫌いです。ああ嫌だまじで困るこれは死ぬ鬱鬱々鬱鬱々鬱々鬱々鬱鬱々などと思って暗い顔をしていたら「横になってしますか」と言われたので、起き上がって注射するよりも寝てた方が気がラクかと思いそうする。そして血を抜かれる。「大丈夫ですか?」「たぶん大丈夫…」「もうちょっと横になってた方が良さそうですね」「いえ単に注射が嫌い過ぎるだけなんで…」「顔色が悪いから休んでた方がいい」医者も来る。「そうだね、しばらく横になったほうがいい」「いや大丈夫なはずなんですが」アクエリアスをもらって飲む。仕方がないので横になる。うーん。恥ずかしい。周りの内定者に対してとか。しかし注射だけでそんな駄目になることはないはずなんだけどなあ。おかしい。血圧は90くらいしかなかったけれども、90あれば献血もできるようだし。結局復活して(ということにして)その後の社員証のための写真撮影も無事にこなし、ふらふらで倒れることもなかったのだけれど、少し頭が痛かったので飲みには行かず数人の内定者とラーメン食べただけで帰る。というか大学へ行って修論