ホノカアボーイ/監督:真田敦/2009

おそらく最後になるであろう、学割で観た映画。ハワイのホノアカという町は知らなかったので、大変発音しづらいです。間違ってホノカアとか言ってしまう。というのは嘘でホノカアが正しい。そんなホノカアの町で暮らす、派手ではない(まず彩度が低い)けれど愉快な人たちの心温まる話、かと思いきや割と人が死んだりしてハードな世界。ピーナッツアレルギーで病院に担ぎ込まれたりするのも、自分にとっては他人事ではありません。

それにしてもヒロインの老女は結構頭おかしい行動をしますね。物語を、感情移入できる物語と、キチガイを観察する物語の2つに分けるとするならば、この映画は後者。これも最初の印象からはかなり違う。