早稲田

早稲田文学10時間シンポジウムに行きました。早稲田駅を降りて、そこから早稲田大学まで行こうとして迷う。如何に早稲田に縁がなかったか実感。

シンポジウムはまあ面白かったですが、わざわざ見に行くからにはやはりパフォーマティヴな部分に注目してしまいます。実際自分の理解力では話を聴くのではなく本で読んだ方が分かりやすいし。それは思想地図のシンポジウムで十分理解した。というわけで、やはり東浩紀阿部和重の対談が良かったですね。東浩紀はろくに発言せず殆ど寝ているような状況だったポッド4も、豊崎由美の業界世間話が楽しかった。まあシンポジウム開いてまで話すような話でもないとは思うけど…。

終わってからは、ゼロアカ周辺の人たちと飲み。mine-o君と初めて話しましたがこの人はすごいなあ。ゼロアカのサイトのプロフィール読んでふつうのオタかと思ってたけど、なんだかよくわからない狂気が感じられて大変素晴らしい。ついでに自分の知る限り最もシューゲイザーな人です。相手の顔を見ないで下を向いて話すということ。

一方自分は、批評とかそういうのはなんだか無理っぽいことがこの年になってわかってきました。頭の回転の問題か、知識の問題か、モチヴェーションの問題か分からないけど、ゼロアカ周辺の人たちのように、何かについて自然に語ることがほとんど出来ません。批評そのものを目的にはできないというか。批評を読んだり聴いたりするのは面白いのだけどなあ。仕方がないから漫画でも描いて自己実現に努めなければなりません。漫画描いたりゲーム作ったりするのはまだ自然に出来る。