新宿

ホワイトアルバム』の上映会をやるから来いと友人が言うので、行ってみたところ、合コンでした。こんなかたちで合コン童貞が失われるとは。自己紹介で「アニメの上映会をやると言われて来たら合コンでびっくり」と言い、ブックオフの通路の狭さやイニシエーションについて語り、誰のアドレスも聞かずに帰る。

やはり人間は家で引き籠って生きるべきなのではないか。しかしそんなことはどうだって良いのです。問題は、合コンは避けられないものかもしれないということです。避けていると社会的に殲滅させられてしまうのではないか。避けなかったとしても、今後も合コンで今回のような行動を取っていては、社会的に殲滅させられてしまうかもしれません。これはまずい。それ以前に、その時その場の自分が愉快ではない。だとすると、合コンであらゆるコミュニケーションが許される時代が来るのを待つばかりではなく、積極的に合コンに参加し合コンスキルを高め、抽象的な意味でのゲームにコミットし、引き籠って生きることを忘れ、公共的な空間である合コンで活動していくことに人間的な生きがいを感じられるように自分を変えていかなければなりません。

しかし風の噂では男性側が100%金銭的な負担をする合コンもあるようで、そういう男女差別のひどい合コンはできれば避けたいところですね。公共的な空間になってないし。いやそれはどうでもいいのか。