ニュース速報は流れた 1話

パブツイ(public tweet)と称して、ドラマを観ながらみんなでTwitterでつぶやくというイベントに行ってきました。ドラマの内容は、『24』あたりを意識したつくりになっていてなかなか面白かったし、2話以降の予告も大変期待させるものでした。

しかしドラマを見ながらTwitterに書き込むというのは、大変疲れることですね。Twitterがラジオの実況に向いていることがよくわかりました。画面を観なくていいから。ラピュタみたいに何度も観た映像ならいいけど、初めて観る映像を観ながら書くのは辛い。ドキュメンタリーなんかは良いかも。

物語であっても、タルコフスキーとか大河ドラマくらいゆっくりであれば良いのかもしれません。ただしそれらを観ながらのTwitterが面白いのかは微妙なところ。それはこれらにニコニコ動画のコメントが付いたところで面白くなるか考えてみればわかります。おそらくメタ的にしか楽しめない。緊迫した展開で、感情移入できれば、弾幕のようなものが発生するだろうけど。

ここでニコニコ動画を例に挙げたように、そもそもTwitterではなくてニコニコ動画で良いのではないか、というのは当たり前のように感じる疑問です。ハッシュタグを追っていくのであれば、2chの実況板やニコ生と変わるところがありません。東浩紀ハッシュタグTwitter的でないと言っていますし。もちろん異なっている点はあります。イベント参加者以外の人のタイムラインにも実況の模様が流されるため、ヨリ宣伝になるということです。プロモーション手法なのです。それはノイズみたいなものかもだけど。